人の生活において、絶対に必要なもの。それは、衣食住。賃貸オーナーは、この中の「住」を提供する存在ですが、この住に関連し、さらに必要なものがあります。それは、電気、ガス、水道という「ライフライン」。
賃貸オーナーは、入居者にこのライフラインも住と共に提供する存在であるともいえるでしょう。
今まで、ライフラインに関する設備は「あるものを、すでに決められたものを使う」のが
当たり前であったように思います。
そしてこれに疑問を持つ方もあまりいなかったでしょう。
一番変わるのは、ガス料金。対象となる利用者は家庭を中心に全国で2500万件を超え、市場は2.4兆円に上ります。
この市場に、既存の電力会社やプロパンガス会社はもちろん、異業種参入も増えると想定されています。そして、先に書いたように「サービスの競争」が起こってくるのです。
現在、ガス事業者は「電力小売自由化」をタイミングとし、次々に「新電力事業者」として登録しており、従来のガス販売に加えて新電力の販売も行う姿勢を見せています。
そして、自由化開始後、元々ガス契約を結んでいた数十万人規模の顧客に「新電力とあわせて契約すればこんなにお得」というセット料金を提供するようになるのではないでしょうか。
地域のプロパンガス会社の多くも、同じく新電力とのセット販売を想定しているようです。この場合は、地域と提携したサービスも提供されるかもしれません。
新しい物件のライフラインをどうするのか。どうすれば、大家自身や入居者にとって「お得」なインフラを提供することができるのか。今後、各事業者から発表されるプランを、よく吟味したいところです。
日本から先んじること約30年!!!
イギリスでは1989年にガスが自由化されました。
そしてやはり、今日本で想定されているとおり、ガスと電気のセット販売が登場し、値引き競争が広がりました。そしてその結果、全体の4分の1が契約先を変更したそうです。
しかし、契約先を切り替える動きは徐々に沈静化。
現在、ガス事業者を切り替える人の割合は15%程度。
なお、ガスが自由化されても、まったく契約を替えなかった人も全体の6割いたそうです。
変更をしなかった最大の理由は「既存の事業者への信頼」と「契約・解約手続きが面倒」とのこと。
・・・今イチどうすればよいのか具体的でないなあ・・・。
まあ、都市ガス小売自由化は2017年。
まだ各提供会社からのサービス内容も、出揃っていないし、
まだいいか・・・と思いの方。
せっかく「ガス会社を選ぶ」ことに目を向けたこのタイミング。
このタイミングに、「プロパンガスの真実」にせまってみて、
プロパンガスという選択肢が賃貸オーナーにもたらす
メリットを知っておいても良いのではないでしょうか?
ということで、あとしばらくお付き合いください。
プロパンガス(LPガス)は、全国の約45% にあたる2500 万世帯が
利用するエネルギー。使用者がその地域にあるプロパンガス会社の中から
契約する会社を選ぶという形態をとり、全国には2万社以上のプロパンガス会社がある。
プロパンガスは都市ガスに比べて高い!という一般的な認識。
プロパンガスも都市ガス並みの「適正価格」で提供してくれる会社をオーナーがきちんと選べば良いのです。
そう、プロパンガスはすでに使用者が選択できる、自由化されている市場なのですから。
平均的な家族世帯(月間20m²使用)のモデルによる比較
参考:プロパンガスの料金が高い場合の主な理由 ・ボンベの点検などの人件費が含まれている
・原油価格の高騰
・都市ガスは公共料金として価格が固定されており、価格が変動することはあまりありません。
一方、プロパンガスは各会社が価格を自由に設定できるのできるとともに、プロパンガスは、業者同士の裏の取り決めで、
価格競争が起こらないように手を組んでいる場合があるのです。←これは、かなり問題です。
YES!なります!
なぜならば…
「災害に強い防災物件」として他物件と
差別化できるからです。
プロパンガスは個別供給の為、自信などの災害の際も個別に点検、復旧が可能な為、都市ガスに比べて復旧までの時間が相対的に、短く済みます。
都市ガスは配管による集団供給の為、地震などの災害の倍に数百に及ぶ埋設配管の点検、安全確認が必要となる為、復旧までの時間が長くなります。
また、プロパンガスは配管が短い為、異常、不具合が発生した場合でも簡単に修理が可能です。
さらに、通常プロパンガスは、各戸に2本設置される為、1本目が切れても、2本目で1ヶ月以上ガスを利用する事が出来ます。(50kg容器の場合)
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県でも、津波で建物が損壊又は流されてしまった場合等を除いて、震災発生後約3週間程度で大部分の復旧が完了。
都市ガスや電力よりも早いタイミングでの前面復旧を果たしました。
仮に災害があったとしても、「火」が使える物件。大規模地震などに対する対策意識が強まっている今だからこそ、入居者にとってのメリットとして、説得力があるのではないでしょうか。
なお、プロパンガスは、国の施策でも公共施設を中心に導入が進められています。
違います!
設備投資にお金はかかりません。
それどころか・・・
を一般社団法人プロパンガス料金適正化協会では推進しています。
集合住宅の場合、数十世帯にのぼることから、数百万以上の設備投資代が浮くことに繋がり、オーナー様には非常にメリットがあることでしょう。
違います!
全然面倒ではありません。
全国に2万社あり、そして一部の会社は「不透明な取引形態」をとっているプロパンガス会社。一般の方は、どの会社が適正料金を掲げる優良な会社であるか判断するのは難しいかもしれません。
しかし!「プロパンガスの料金適正化」の推進を社会的使命とし、活動している団体に連絡をすれば、
優良なプロパンガス会社を紹介してくれると共に、「オーナーのガス活用コンサルティング」を無料で
行ってもらえます!